チャンスの始まりはピンチから・・・

・順調は地獄の始まり。
・「もうだめだ」と思った時こそ天国の始まり。
(作家 中井俊已氏メルマガ「心の糧・きっとよくなる!いい言葉」Vol.289より)
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同じようなことを戦の天才 武田信玄も言っている。
・およそ軍勝、五分をもって上となし、
 七分を中となし、十分をもって下となす。
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これは、戦いにおける上手い勝ち方のコツを述べたものだ。
五分勝ちは、次戦への励みになり良い緊張感を生むが、
七分勝ちはチョッと気が緩み、
十分勝ちは次戦がないと思うと、おごり、緊張感を失ってしまう。
戦国時代に、今川軍25000人に対し、織田軍3000人で立ち向かい、織田軍が勝利した「桶狭間の戦い」がまさにこのパターン。
「順調は地獄の始まり」であり「失敗」は幸せの種なのかも知れない。
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実はCHUちゃんもこの格言を身を以て体験している。
40歳までは、WIFEと小さなパン屋さんをやっていた。
子供3人いたけど生活できるくらいの売上はあったので、将来に特段不安はなかった。
ところが、近くにコンビニが出来てしまい、売上は激減。生活の維持が困難になり、廃業して会社員になるか、移転し新規オープンするか、どちらかの選択を迫られた。
CHUちゃんは後者を選択し、古正寺の今の場所に移転し、現在に至っている。
「コンビニが出来て、将来、家族の生活が維持できない」という大ピンチがCHUちゃんの背中を押し、一歩踏み出さざるを得なかったんだ。コンビニ出店が無かったら、今のブルックリンは存在しなかったかも知れない。

ピンチの時こそ、様々なことを考える。逆に、一人勝ちの時が危険なのかも知れない。かつての「スーパーダイエー」がそうだったように。

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