三日坊主の何か悪い

子供のころ、親から「どうせ三日坊主で終わるんだろう」と言われた人はほぼ全員ではないか。

いかにも悪いことの代名詞になっている「三日坊主」。大人達も大いに三日坊主の常習者だ。

「ウソをついちゃいけないよ」と言いながら、大人達もいっぱいついているじゃないか。前東京都知事さんでさえ、見え透いたウソをつき通している。
CHUちゃん的には、三日坊主が問題なのではなくて、物事を始めないことの方が大問題だと思うんだ。したがって三日坊主になることを恐れて手を出さないなんていうことがあれば、それこそ本末転倒だ。
人間には能力のキャパがある。何かを始めるには、何かを止めなければ、限界がきてしまう。分かりやすく言えば、新しいことを始めるならば、今実行していることの中で将来利益の少ないことは切り捨てていかなければならないのだ。したがって三日坊主も止むを得ない、ということだ。三日坊主だからと自分を責めないことだ。

ベンジャミンフランクリンのように、若いころ定めた自分の戒律を終生守り通して大成功した人物もいる。それは素晴らしいことだと思うが、それだけが成功への道だとは思わない。
『自分の中に毒を持て』(青春出版社)の中で「計画性などを考えないで、何でも良いから自分がやりたいことに手を出してみるといい。続かなかったら続かなかったで良いんだ」と思うべきだと思う。
岡本太郎氏の言葉
「義務でダラダラやっているより、三日坊主でも良いから”その瞬間に全てを賭ける” というのが僕の主義なんだ」

考えて動かないより、この先は何が起こるんだろう、と思いながら行動に移した方が面白い人生になると思うよ。

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